値段の幅がありすぎるコンバース
こんばんわ、おおやりです。さて、まずこちらの写真をご覧ください。
これは私が持っているコンバース一覧。
最近ついに5足目を買ったときに、奥さんにキレられたのは至極当たり前だと思います。
せめて一足ローカット買えよ。
ちなみに値段の幅は大体6,000円~45,000円くらい。
・・・なんでそんなに値段が違うの?見た目ほぼ一緒じゃん。バカなの?
と誰しもが思うハズ。バカなのは自覚しているのでほっといて下さい。
という訳で今回は、そんなに値段の差があるコンバースの「一体何が違うのか」を徹底解説。
一応高いものには高いものなりに理由があるんです。是非最後までご覧ください。
ただこれから解説する点は、モデルや年式によってちょっと異なるところがあるので、そこだけご了承下さね。
「痛くならない」工夫が随所にされている
まず、安いものとの非常に分かりやすい違いとして、高いモデルだと「インソール」が入っているものがあります。
インソールとは要するに「中敷き」です。
コンバースを履いていた方で、歩くと直ぐに足が痛くなった経験がある方っていらっしゃいませんか?
あれは、安いモデルだと「ソール(靴底)が非常に薄いから」です。
ぶっちゃけコンクリートとか石畳の上を歩くと、その感触まで分かるくらい薄い。地面の感触がダイレクトに伝わるくらいなので、足を保護される仕組みになっていないんです。
しかし高いモデルになると、このように「インソール(中敷き)」が入っています。なおインソールが入っていなくても、ソール(靴底)が非常に分厚くなっている場合もあります。
これが非常にクッション性に富んでいるので、歩いても痛くならないんです。
またオシャレの観点から言ってもいいことはあって、単純にインソールやソールの分厚さだけ背が伸び、足が長く見えます。
ですけど、ぶっちゃけインソールって別売りで販売されているんで、それを付けちゃってもいいんですけど。
ただ、まだ他にも足を保護する仕組みはあります。
これは安いモデル。手に持っているタン(ベロ)の部分に注目して下さい。
こっちは高いモデル。
タンの分厚さが全然違うのがお分かり頂けるでしょうか?
これは、靴紐をギュっと縛るとタンが足に当たるので、足が痛くならないようにタンの部分にクッション性を持たせているのです。
ここは正直好みの問題でもあるので、高いモデルでも薄いタンのやつもあります。分厚くなるとちょっと「ぼってり」しちゃうので、コンバース特有の「スタイリッシュさ」がほんの少し減少しちゃうからと、あえて細くしている場合もあるくらい。ちなみに私は細い方が好き。
ですけどここはマニアの領域なので、そんな違いまで気にしなくていいです。
コンバースは靴紐が直ぐほどける?
「コンバースって直ぐに靴紐がほどけるから嫌い」という言葉を私何回も聞いてきました。
https://bit.ly/2TVYI97
あれはコンバースだからではなく、靴紐の「素材」が原因です。
安いコンバースの靴紐は「ポリエステル製」。ちょっとだけツルっとしているので、非常にほどけ易くなっているんです。
それに対し、高いコンバースの靴紐は「コットン(綿)」製。
ちょっとツルっとしたポリエステルより、普通のTシャツなどに使われている素材であるコットンの方が、結んだ時に解けにくそうなのは何となくご想像頂けると思います。
というわけで、安いコンバースでも靴紐だけ変えちゃえば、ほどけにくくなります。
ABCマートとかネットショップでいくらでもコットン素材の靴紐って売ってますので。「シューレース」って書いてあることもありますけど、要するにただの靴紐です。わざわざカッコつけて言うな。
アッパー(甲)の素材が違う
アッパーとは、靴自体の素材といえば分かりやすいかな。ここで値段の差が出てしまうのは想像つきやすいはず。
安いのは基本、よくトートバッグなどに使われる「キャンバス」素材。
安価で丈夫なのでいろんなアイテムに使われる素材ですね。そのかわりちょっと汚れやすい。
あとはもう本当に様々です。
左下のは「ベロア」という毛羽だった光沢のある生地。長谷川潤さんが同じの履いてたのでちょっと自慢。他の手前2つは「ゴアテックス」と呼ばれる防水素材。
ちなみにこれは「これを履いて私の横を歩くな」と奥さんに言わしめた一品。いつ履けばいいの?
素材は「レザー」です。動物の革を使っているので当然値段は跳ね上がります。なんと4万5000円。コンバースに出す値段じゃないわ。
剥がれやすいのは共通だけど例外もある
https://bit.ly/2WKJZzK
コンバース最大の難点は、この「剥がれ」。
・・・ぶっちゃけると、高いモデルでもこの現象は起きます。
こればかりはコンバースの宿命。。ただ極まれに、ここをカバーしているコンバースもあります。
靴本体と靴底のつなぎ目のところに「ステッチ(縫い目)」が入っているのがお分かり頂けるでしょうか。
上あたりの部分が分かりやすいかな?
コンバースに限らずですが、靴底と本体を繋げるときは、ざっくりいうと「接着剤」を使うケースが殆どです。
しかし高い靴はさらに「縫い合わせる」ことで、「剥がれ」を起きにくくしているんです。
これだけで耐久力が格段に変わります。ただもちろん手間がかかるので値段が上昇するというわけ。ただコンバースでこの作業やってるモデルって見たこと殆ど無いので気にする必要ないと思います。
高いモデルの方がオシャレなの?
で、結局高いものを買った方がオシャレになるの?という話ですが、そんなこと全くありません。
オシャレにコンバースを履きこなすには、それよりも「履き方」の方がずっと大事です。これについて詳しくはこの記事をご覧ください。
強いて言うなら、コンバースには最上級ラインの「コンバースアディクト」というモデルがあります。
それには靴の爪先がちょっとだけシャープな形状になっていて、スタイリッシュに見えやすいモデルもあります。。が、超微細な差なので気にする必要ありません。間違い探しにプラス2万くらい掛ける必要ないと思います。
アディクトは「中毒」という意味なので、コンバースアディクトはまさにコンバース中毒者の方向けのラインなんです。
安いモデルで、高いモデルの良いとこ取りをするなら、インヒール(中敷き)と靴紐を別売りで購入しちゃうのが一番良いでしょう。
コンバースを購入する際のたった一つの注意点は「サイズアップ」
ただコンバースを購入する際に一個だけ注意しなければいけない点は、オシャレに見せたいのならば、必ず「サイズアップ」して購入すべきだということ。
これほぼジャストサイズのものを履いているんですが、ちょっとパンパンで「ぼってり」していないでしょうか。
それに対し、こちらはサイズアップして購入したもの。先ほどのに比べ、シュっとして、スタイリッシュに見えませんか?
コンバースの特徴は「細身」。その細身を活かしてスタイリッシュな履き方をするには、サイズアップしたコンバースで、靴紐をきゅっと強く絞るのが一番です。
ちなみに私は0,5~1cm必ず上げて購入します。ものによっては1,5cm上げたことも。歩きにくくなっちゃったら意味ないので匙加減は大切に。
例のコンバースあったんで貼っときまーす。レディースあったのか。まあいっかーサービス。定価16000円だから安くなっとる。
ソールがごっつ分厚いので、0.5〜1センチアップで購入してくださいな! pic.twitter.com/rQ3GvTcEFu
— おおやり (@OYari7) March 16, 2019
ちなみにこれ、もうちょいキツく絞った方がカッコよかったなあと思ったツイート(笑)。
絞り方一つで結構見た目変わるんです。是非ご参考にー。
なお現在「note」にて以下内容の記事を絶賛連載中です。既に100名以上の方にお買い求め頂いております。
・ファッションの疑問やコーディネートに対して「必ず」アドバイスする「あなただけのスタイリストサービス」
・絶対買うべきアイテムをオシャレに見えるコーデとその理由付きで紹介(主にファストファッション))
・更にオシャレになれるファッションコラム
などなど。一記事当あたり超絶破格の「350円」となっています。
スタバのコーヒー一杯以下のお値段にも関わらず、ご覧又はサービスをご利用頂ければ絶対にオシャレになっていただける自信があります。是非ご覧ください。